9月21日(水曜日)術後7日目 何が起きてるの?

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    【9月21日(水) 深夜〜22日にかけて】
    それは突然来た。

     

    夜遅く(TVで「模倣犯」を見ていて終盤にさしかかっていたので、たぶん23:00頃)、腹部に突然の激しい痛み。
    ほんの一瞬、えっ?という疑問符が頭に浮かんだ。
    例えるなら、お腹の内側から内臓をわしづかみにして、中に引きずり込もうとするような感じ、と言えばいいか。

     

    なんの前触れもなく、突然。
    今まで生きてきて記憶している中で、一度も感じたことのない耐えられない激痛。
    前かがみに崩れ、右手でお腹を押さえ、左手でナースコールを押すのがやっと。
    体が固まる。

    動けない。

     

    看護師は来たけれど、先生の声はしない。
    早く来てー!

     

    痛い
    苦しい
    息ができない
    死ぬ……

     

    本当にそう思った。

     

    早くこの痛みを止めてーーー!!!
    いっそ気を失いたい

     

    うううぅぅ…
    ハッ、ハッ、はうぅぅ…
    静かな夜の病棟に、絞り出すように苦しむ声が響く。

     

     

    息は止まらないよ!
    息はできるよ!
    細かくてもいいから、頑張って息して!

     

    バタバタと処置が続く中、 先生の声が聞こえる。
    今夜の当直は2人とも私の副主治医だった。
    少しホッとする。

     

    痛み止めの点滴が通され、苦しい中、問診が続く。
    この時、お腹の痛みとは別に、頭は実に冷静だったのを覚えている。

     

    時間とともに少しずつ話せるように。

     

    急遽、病室でのエコー、レントゲン、血液検査。
    さらに、薬が効いて落ち着いて来た頃に、CTスキャン。
    ストレッチャーに乗せられてシーンとした廊下を進む。

     

    エレベーターホール、目の前の天井に散らばる小さな窪みを見ながら、
    「あぁ、そうだ。天井は星がいっぱいだったな。」
    と、手術前に入ったシャワー室の天井をぼんやり思い出していた。
    ここも同じだったんだ。

     

    防音室によくある、白地に小さな穴がたくさん空いている天井、それに似た感じで小さな窪みが一つ一つ星になっているのだ。

     

     

    画像室は寒い。
    悶え苦しんで汗だくのあと、身体が冷えて手足が冷たい。
    丸いドームに入っている時にまた来たらどうしよう、と一瞬不安になった。

     

    終わって病室に帰る頃には、だいぶ落ち着きを取り戻していた。

     

    全ての管が外れて、退院の話も出ていた矢先。
    原因不明の急変…

     

    手術後ちょうど1週間。
    いったい、私の身体に何が起こっているんだ?

     

     

    そういえば、日中は頭痛がひどく動けない状態が続いた。
    ひどい一日だったな。

     

     

     

    【この日のごはん】

     

     

     

    まだ分菜食だけど、なかなかおいしそう!

     

     

     

    この丸いのはなんとデザート!

    中に入っているのは、ものすごーくあっさりしたカスタードクリームのようなもの。

    黒蜜がかかったふわとろのおまんじゅう?


    9月20日(火曜日)術後6日目

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      朝の回診。
      今日は、外科部長も含め私の担当医たちがズラッと並んで登場!
      「白い巨塔」ばり(古い)
      最近では、外科病棟となるとやっぱり「バチスタシリーズ」かな。

       

      私の担当医師たちは、みなさんそれぞれ独特の雰囲気があって、このままドラマ化してもいけるんじゃないかという印象。
      どんなストーリーがいいかな。

       

       

      それにしても頭が痛い…
      血液の状態が良くないらしい。
      サラサラすぎるって?
      数値的にも貧血が悪化している。

       

      大型台風の気圧も影響しているのか。

       

       

       

      【今日のごはん】

       

       

       

      お昼の茶わん蒸し

      うれしい♡

       

       

       


      9月19日(月曜日)術後5日目

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        今日は祝日?敬老の日らしい。
        台風がすごい!
        ここにいると、ニュースの映像は全くの別世界。


        繋がっていた管が減ってきて、少しずつ身軽になってきた。
        でも今日は、頭が痛いな…

         

         

         

        【今日のごはん】

         

         

        きれいな玉子焼き

         

         

         


        9月18日(日曜日)術後4日目

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          食べるということがこんなに大変とは…

           

          食後消化器系が活動するせいか、何もしていなくても痛い。
          息するだけで痛い…

          今は、背中から注入される緊急時痛み止めがお守り!

           


          夕食後、久しぶりにTVで「イッテQ」を見てたら、出川に殺されそうになった。
          つい笑ってしまい、お腹に激痛!!
          目をそらしても、イヤホンから聞こえてくるナレーションで笑ってしまうー💦
          思わず耳からむしり取る。
          痛みに耐えながら笑い泣き(ひーーっ)
          「イッテQ」の出川は危険だ!

           

           

           

          【今日のごはん】
          やっと人間らしい食事になってきた。
          お粥もつぶつぶがある全粥になり、魚も普通に焼いたもの。
          これは嬉しいことなのだが、ほとんど食べられないんだよね〜
          私の食欲どこに行ったー?

           

           

          キザミ食から分菜食へ
          品数も増えボリュームアップ。
          全粥300gなんて無理!
          おかずは半分弱食べたかな?

           

           

           

           

           

           


          9月17日(土曜日)術後3日目

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            相変わらずドロドロですな〜
            こんなやさしいものも食べられないなんて…

             

             

            お昼から「キザミ食」にアップグレード

             

             

            だんだん食事っぽくなってきた。
            みそ汁に初めて具が入ってるー!

             

             


            だがしかし、やっぱり無理だ。


            9月16日(金曜日)術後2日目

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              病室に戻った。

               

              お昼から早くも食事がスタート。

               

              胃腸に関係ない手術とはいえ、食欲はゼロに近い。

               

               

               

              トロトロのペースト食。

              おもしろい(^^)

               

              おでん!?

              確かにおでんのいろんな具が全部混ざった味。

              まさしくおでんだw
              うす味家庭で育ったので、全て味が濃く感じる。

               

              黒ごま水ようかんが美味しい!

               

              でもやっぱりほとんど入らない…
              食べたいのに食べられないー


              9月15日(木曜日)術後1日目

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                HCUで過ごす。
                自分の体がどういう状態なのかよくわからない。
                とにかく、あちこちから管が出ていることだけは分かっている。

                 

                酸素マスク、鼻から胃につながっているチューブ、痛み止めと抗生剤の点滴、栄養と水分補給の点滴、腹部左脇部ドレーン、腹部中央部ドレーン、麻薬を注入し続けている背中のカテーテル、尿道カテーテル…
                他に、血中酸素濃度測る機械や、心電図を見る機械……

                 

                あとなんだっけ?

                 

                 

                体が動かない。

                 

                声が出ない。


                9月14日(水曜日)手術当日

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                  予定通り朝8:15ピッタリにオペ室の前に到着。
                  同時に始まる患者さんは10人くらいいたかな?
                  ずらっと並んだオペ室の銀色のドアが圧巻!
                  割り当てられた部屋に入る 。
                  着々と進む麻酔科スタッフの作業中、
                  私は「おー、バチスタの世界!」とオペ室内部に興味津々。
                  準備が整ったところで、背中に硬膜外麻酔。ねこのように丸くなる。
                  そして、全身麻酔。
                  酸素マスクで鼻と口を覆いゆっくり呼吸する。
                  ここでもう記憶はなし。

                   

                  こんなにもストンと落ちるものなのか。
                  夢も見ていなかったなぁ。

                   

                   

                  手術前の執刀医師の説明によると、膵臓は胃の後ろにあり、機能的にも構造的にもお腹の中枢部でとても複雑な場所にあるということ。
                  また、術後膵液漏などの合併症の危険が大きく、手術の難易度が高い臓器なのだそうだ。

                   

                  担当の執刀医師は、○○大で一番の腹腔鏡手術のスペシャリストだから大丈夫!と聞いていたので、もともと病気という意識のない私は、「頑張るのは先生だし、何も心配していません^^」と楽観的。

                   

                  たいていの人は、手術を前にナーバスになり、精神的にもストレスを感じてしまうらしいのだが、
                  「それくらいなら大丈夫だな!」とおほめ(?)の言葉をいただいた。

                   

                  本当に不安感などなく、非常識かもしれないが、幼い頃台風の前にちょっとワクワクしたような、そんな感覚でいたのだ。

                   

                   

                   

                  名前を呼ばれて麻酔から目覚めた最初の印象は、
                  「???」

                   

                  と思う間もなく、ありえない程の全身の震え。
                  自分の意思と関係なく、全身に極度の力が入り、勝手に体がガクガク動く。
                  止められない… 止まらない……

                   

                  そんな状態なのに「他から見たら、気がふれて暴れてるみたいになってるんじゃないか」と冷静にこの状態を頭で把握している自分に驚く。
                  「すごく体温が下がってるから震えが出てるんだよー」
                  「寒い?寒い?」「聞こえますかー?」
                  などの声。

                   

                  「全然寒くないよー!とりあえずこの震えを止めてー!」「全身の筋肉がちぎれそうだー」(心の声)

                   

                  体に上にどんどん熱いまくらみたいなものが乗せられ、あっという間に全身を覆い尽くす。
                  重い…

                   

                  ここでも、「どんな絵なんだ?私まくらミノムシ?」と客観視。

                   

                  体の全ての力を使っての震え、これがこのまま続いたら気を失うか筋肉疲労で死ぬんじゃないかと思った。
                  「深呼吸、深呼吸」と自分に言い聞かせながらしばらくすると震えが落ち着き、どうやら体温も上がってきたようだった。

                   

                   

                  後で聞いた話だが、麻酔から醒めて気がついた時点で家族が呼ばれたらしく、ガクガク震えながら「筋肉痛…辛い…」と言っていたそうだ。

                   

                  オペ室から出てきたのは午後4時過ぎ。(これも翌日知らされる)
                  オペ室に入ってから出るまで8時間⁉︎
                  あちこちから繋がれた管や動けない体に、ここでようやく「私って病気なんだ」と実感することになった。



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