9月14日(水曜日)手術当日

0

    JUGEMテーマ:手術

     

    予定通り朝8:15ピッタリにオペ室の前に到着。
    同時に始まる患者さんは10人くらいいたかな?
    ずらっと並んだオペ室の銀色のドアが圧巻!
    割り当てられた部屋に入る 。
    着々と進む麻酔科スタッフの作業中、
    私は「おー、バチスタの世界!」とオペ室内部に興味津々。
    準備が整ったところで、背中に硬膜外麻酔。ねこのように丸くなる。
    そして、全身麻酔。
    酸素マスクで鼻と口を覆いゆっくり呼吸する。
    ここでもう記憶はなし。

     

    こんなにもストンと落ちるものなのか。
    夢も見ていなかったなぁ。

     

     

    手術前の執刀医師の説明によると、膵臓は胃の後ろにあり、機能的にも構造的にもお腹の中枢部でとても複雑な場所にあるということ。
    また、術後膵液漏などの合併症の危険が大きく、手術の難易度が高い臓器なのだそうだ。

     

    担当の執刀医師は、○○大で一番の腹腔鏡手術のスペシャリストだから大丈夫!と聞いていたので、もともと病気という意識のない私は、「頑張るのは先生だし、何も心配していません^^」と楽観的。

     

    たいていの人は、手術を前にナーバスになり、精神的にもストレスを感じてしまうらしいのだが、
    「それくらいなら大丈夫だな!」とおほめ(?)の言葉をいただいた。

     

    本当に不安感などなく、非常識かもしれないが、幼い頃台風の前にちょっとワクワクしたような、そんな感覚でいたのだ。

     

     

     

    名前を呼ばれて麻酔から目覚めた最初の印象は、
    「???」

     

    と思う間もなく、ありえない程の全身の震え。
    自分の意思と関係なく、全身に極度の力が入り、勝手に体がガクガク動く。
    止められない… 止まらない……

     

    そんな状態なのに「他から見たら、気がふれて暴れてるみたいになってるんじゃないか」と冷静にこの状態を頭で把握している自分に驚く。
    「すごく体温が下がってるから震えが出てるんだよー」
    「寒い?寒い?」「聞こえますかー?」
    などの声。

     

    「全然寒くないよー!とりあえずこの震えを止めてー!」「全身の筋肉がちぎれそうだー」(心の声)

     

    体に上にどんどん熱いまくらみたいなものが乗せられ、あっという間に全身を覆い尽くす。
    重い…

     

    ここでも、「どんな絵なんだ?私まくらミノムシ?」と客観視。

     

    体の全ての力を使っての震え、これがこのまま続いたら気を失うか筋肉疲労で死ぬんじゃないかと思った。
    「深呼吸、深呼吸」と自分に言い聞かせながらしばらくすると震えが落ち着き、どうやら体温も上がってきたようだった。

     

     

    後で聞いた話だが、麻酔から醒めて気がついた時点で家族が呼ばれたらしく、ガクガク震えながら「筋肉痛…辛い…」と言っていたそうだ。

     

    オペ室から出てきたのは午後4時過ぎ。(これも翌日知らされる)
    オペ室に入ってから出るまで8時間⁉︎
    あちこちから繋がれた管や動けない体に、ここでようやく「私って病気なんだ」と実感することになった。


    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << July 2019 >>

    categories

    archives

    recent comment

    • 9月23日(金曜日)術後9日目
      もち
    • テラリウムワークショップ(8月30日AM)
      maki

    profile

    search

    others

    mobile

    qrcode

    facebook